雑談
昔、付き合っていた彼女との距離が徐々に離れてきた頃、不貞腐れて俺は、一人で東上線走破の旅と意気込んで寄居まで行こうと試みたことがある。でも結局、一度も達成できなかった。森林公園、男衾、玉淀(順不同)などの駅名のアナウンスを聞く頃になると、何か地の果てまで来てしまったような、そんな薄ら寒い恐怖のようなものを感じ、寄居はおろか、乗換駅の小川町までさえも行けず、すごすごと下板橋まで戻ってきた記憶がある。いつかいつでもいいから、達成してみたいものだ。というかそれ以前に東京に居を構えたいものだが。このまま茨城の片田舎で一生を終えるのも癪だ。まぁでも、それでもいいのかなぁ、なんて思ったり。いいんだけどね。どうでも。半ば自棄っぱちになってる。もういいんだ俺の人生終わったようなもんだからさ。知らねぇよもうどうでもいい!